【夏雷(からい)】槍ヶ岳に待つ罠。依頼人は初老の登山未経験者。一度は山を捨てた元探偵の誇りと再生の闘いが始まる!

【夏雷(からい)】(槍ケ岳に待つ罠。依頼人は初老の登山未経験者。一度は山を捨てた元探偵の誇りと再生の闘いが始まる!) 大倉崇裕祥伝社文庫:790円) 

東京月島の便利屋倉持のもとに、北アルプスの名峰槍ヶ岳に登れるようにしてほしいという初老の依頼人山田が訪れた。ずぶの素人が必死の体力トレーニングを続ける真の目的とは? 丹沢、奥多摩と試登を続ける二人に謎の尾行者が迫り、“槍”挑戦への行程を早めた直後、山田が消えた! 一度は山を捨てた倉持の、誇りと再生を賭けた闘いの行方は!? 山岳サスペンス傑作!
 
大倉/崇裕
1968年京都生まれ。98年「ツール&ストール」で小説推理新人賞を受賞。本格ミステリーの醍醐味と多彩な作風が幅広く支持され、『生還』『聖域』などの山岳サスペンスでも評価を高める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 
 
<感想>
推理小説を読んだのは実に久し振りにであった。百名山の資料を整理していて、以前に買ったものの、読まずに書棚に積んであったのを思い出し読むことになった。槍ヶ岳にはまだ登ったことがないが、やはりそれなりの万全の準備が必要なのだろう。さて、本題の内容であるが、大倉作品は初めてであり評価する事も出来ないが、読んでいてグイグイ引き込まれる面白さがある。
ただ、推理小説としては佳境をむかえる後半が、前中盤から比べると短くちょっと残念だった。あと50ページはほしい。

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